インタビュー

クラインガルテンで体験する二地域を行き来する暮らし方

長谷川進さん・典子さんご夫妻

年代
四十代
職業
進さん:会社員、典子さん:ヨガ インストラクター

ご主人の進さんは立科町と東京の二地域を行き来する暮らしを実現する中で、2020年7月からライフスタイルを提案する会社を立ち上げました。 奥様の典子さんは、ヨガのインストラクター。ご主人とともに二地域を往復しながらヨガを教えていらっしゃいます。今回は、そんなお二人にお話を伺いました。

クラインガルテンを利用されるまでの経緯を教えてください

(典子さん)
私がヨガをしていることもあり、東京でも自然に近い暮らしをしていました。
無農薬の野菜を選ぶなど、もともと衣食住全般で自然な暮らしを望んでいて、より自然と一体になれる暮らしを求める中で移住という選択肢が見えてきました。
そのような中、長野県に住んでみたいという直感が働き、有楽町で開催されていた移住フェアに参加したときに、立科町のブースでお話を伺ったことがきっかけです。

立科町はリゾート地である山の暮らしと里の暮らしが両立していて、豊かな自然に囲まれている点に興味を持ちました。現在住んでいる東京杉並からのアクセスが良いのも魅力的だったので、まずはクラインガルテンを利用することから始めました。実際にクラインガルテンを利用し始めたのは2019年4月からです。

どんなふうにクラインガルテンを利用しているんですか

ツーリングを楽しむ進さん

(典子さん) 
私が週の半ばから、主人は週末から立科町に来てクラインガルテンで畑仕事をして、思いおもいに過ごしています。
時代の流れで私のヨガ教室をオンラインで始めたのですが、長野から配信することもあります。鳥のさえずりや山の景色をバックに開催できるのは立科町ならではですね。立科の自然に囲まれながらのオンラインヨガは生徒さんにも好評です。

(進さん)
私はバイクに乗るのが好きなので、東京と立科町もバイクで行き来しますし、季節の良い時には、女神湖やビーナスラインにツーリングに行くこともあります。
朝、畑仕事をしてから1時間ほどで行ける軽井沢、松本、諏訪あたりに2人で出かけ、美味しいものを食べたり、神社や温泉を巡ったりと2人の時間も楽しんでいます。
立科町は、どこにでもアクセスがよく長野各所を巡るのには最高ですね。

立科町と東京、ふたつの拠点を持つのはどんな感覚でしょうか

(典子さん)
私たちはどちらも家だと思って暮らしています。ON/OFFの区別なく、立科でも仕事をして生活を楽しみ、自分らしく楽しくワクワクと暮らしていくことを念頭に、日々楽しんでいます。

(進さん)
最初は、妻が主導していた部分もあると思うのですが、クラインガルテンでも東京でも自分達がより楽しんで暮らすことで、どんどん新しい繋がりが出来てきて、そして今回の起業にもつながりました。
ワクワクと楽しみながら生きることが大事だと心底思っています。

これからの夢や想いをお聞かせください

(進さん)
テレワークが一気に進み、二地域で働きながら暮らすデュアルライフを選択する人も、より暮らしやすくなっていくと思います。東京だけで働くのでも立科町だけで働くのでもなく、一体に捉えて新しい暮らし方を実践しつつ、このデュアルライフをどんどん発信して行こうと思います。
家を建てることも検討していて、立科町らしい暮らしが出来る環境を色々考えています。

(典子さん)
自然の中のオンラインヨガも立科町の色々な場所でやってみたいです。
例えば、林檎畑の木陰で木々に見守られながらのオンラインヨガとか…素敵ですよね。より自由度の高い働き方でこれからの人生を楽しく過ごしたいと思います。

※立科町クラインガルテンとは

都市部で生活する皆さんにやすらぎと潤いの場を提供し、農業体験生活を通じて、豊かなライフスタイルの実現をしていただくため、立科町が国の補助を受けて設置した滞在型市民農園です。